【水平線(レジサポ)の効果的な使い方や注意点について解説】

節目がどこにあるのかハッキリさせるため、水平線はテクニカル分析で必須のツールと言えます。今回は水平線の正しい情報を解説し、トレードでどのように活かせばよいのか紹介していきます。

 

水平線とは?

 

水平線とは、高値と高値、安値と安値を結んで横にひくラインのことを意味します。高値を抑える水平線はレジスタンスライン、安値を支える水平線はサポートラインとして機能します。

 

水平線の引き方にはいくつか種類があります。高値や安値に引く、キリ番にひくということも一つの方法でしょう。ただし、最も効果を発揮する水平線は、過去に何度も反転したポイントをつなぎ合わせたものです。

 

効果的な水平線とは?

 

水平線は、その気になればチャート上に多数引くことができます。しかし、意味のなさない水平線を引いても、トレードに活かすことはできません。

 

大切なことは、効果的な水平線を厳選して引くことです。効果的な水平線は多くのトレーダーに意識されるため、反転ポイントを予測する目安として大きな効果を発揮します。

 

【効果的な水平線】

過去に何度も反転している

レジサポ転換している

長期足になればなるほど効果的

上記3つが効果的な水平線の特徴です。値動きに関して言えば、過去に何度も反転しただけでなく、レジサポ転換したというのも大切な要因です。

レジサポ転換とは、「レジスタンスとして機能していた水平線を上抜けしたら今度はサポートとして機能するようになった」「サポートとして機能していた水平線を下抜けしたら今度はレジスタンスとして機能するようになった」というような転換です。

また、水平線は5分足や15分足よりも、1時間足や4時間足、さらには日足や週足といったように、長期足になればなるほど効果を発揮しやすくなります。

長期足を目安に引いた水平線はスキャルピングやデイトレードでも活用できるので、なるべく長期足からポイントを探して水平線を引いていくようにしましょう。

 

水平線を使ったトレード例

 

水平線を引いたら、トレードを行ってみましょう。トレードでは、大きく分けて2つの使い方ができます。

・水平線ブレイクで順張り

・水平線で逆張り

 

水平線ブレイクで順張り

 

ドル円1時間足で2つの使

い方を考えてみましょう。過去に反転したポイントが135.3円付近だったので、ここに水平線を引いてみました。

ドル円が上昇トレンドにある中、エントリーポイントを下のチャートにつけました。それぞれのエントリーポイントについて解説していきます。

 

・青色○・・・水平線を上抜けしたポイント

レジスタンスとして機能していた水平線を上抜けたら、追随するように買いでエントリーを行いましょう。

・緑色〇・・・水平線

青○でローソク足が水平線を上抜けしたら、レジスタンスとして機能していた水平線はサポートとして機能します。

上昇トレンドの中で一時的に下落し、ローソク足が水平線に近づいたら買いでエントリーを仕掛けます。上昇トレンドの中で下落したポイントでは、押し目買いが入りやすいので、水平線は強力なサポートとして機能します。

 

水平線で逆張り

 

次に水平線で反転する性質を利用したトレードを考えてみましょう。チャートはメキシコペソ円の15分足です。

レンジ相場の上限と下限にそれぞれ水平線を引くことができます。上の水平線付近では売りでエントリー、下の水平線では買いでエントリーを行いましょう。

 

黄緑色〇では、ラインタッチで逆張りすればOKです。一方で、ピンク色○では水平線をしっかりとブレイクしているので様子見を行った方が良いでしょう。

 

上ヒゲを付けて、再度ローソク足が水平線の内側に入ろうとしたタイミングで売りエントリーを行います。

 

水平線での反転を狙ったトレードで気を付けたいのが損切りです。水平線をブレイクしたら、ストップロス注文を巻き込んで大きなトレンドを形成する場合があります。

 

損失を膨らませないため、ストップロス注文を水平線の少し外側に置いて素早い損切りを心がけましょう。

 

水平線の注意点

 

最後に水平線を使用するとき気を付けたい注意点について紹介します。

 

ゾーンで考える

 

水平線はラインで表示されますが、引いたラインがピッタリ機能するわけではありません。ラインの上下のゾーンが、サポートやレジスタンスとして機能します。

 

ラインで考えると以下のような失敗が起こってしまいます。

 

「ブレイクしてエントリーしたものの、反転して損切りせざるを得なかった」

 

これはラインで考えているため起こる失敗です。ゾーンで考えれば、ブレイクの判断を慎重に行うことになり、エントリーの判断も余裕を持って行えるでしょう。結果として無駄な損切を減らすことができます。

 

ヒゲは含めるべきか?

 

水平線に関する疑問としてよくあるのが、ヒゲを含めるべきかということです。結論から言えば、基本的には含めた方がよいでしょう。

 

含めないほうが良い場合は、経済指標の発表後などのオーバーシュートで長いヒゲが付いたときです。そのときのヒゲの部分は、誤った値動きをしたため実質的に値動きが無かったと考えてればOKです。

 

 

 

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