目次
第1章:はじめに
FXの世界で安定して利益を出すためには、リアルトレードに近い環境での繰り返し練習が欠かせません。そんなトレード練習を効率的に行えるツールが、MetaTrader 4(MT4)で動作する**「CR1 for MT4」**です。
CR1は、過去のチャートを自由に再生しながらトレード練習ができる「仮想売買練習ツール」。この記事では、CR1のインストール後の基本操作から実践的な活用方法までをわかりやすく解説します。
🖼️ 画像挿入ポイント①
CR1起動後の画面全体イメージ
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第2章:CR1を起動するまでの手順
1. MT4を開き、ストラテジーテスターを起動
MT4のメニュー上部で「表示」→「ストラテジーテスター」または Ctrl + R
を押します。
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MT4のストラテジーテスターが開いた状態
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2. EAとして「CR1」を選択
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エキスパートアドバイザー(Expert Advisor)に「CR1」を選択
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通貨ペア、時間足、期間を指定(例:USD/JPY、1時間足、2020年1月〜2021年1月)
3. 「ビジュアルモード」にチェックを入れる
CR1はビジュアルモード必須です。チャートを目視しながら操作できるようにします。
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テスター設定画面で「ビジュアルモード」にチェックが入っている状態
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4. 「スタート」でテスト開始!
「スタート」ボタンを押すと、過去のチャートが再生され、CR1のパネルがチャート上に表示されます。
第3章:CR1の基本画面と操作方法
CR1の操作パネル構成(主なボタン)
機能 | 内容 |
---|---|
再生 / 一時停止 | チャートの進行を操作 |
スピード調整 | 1倍〜最大32倍まで |
Buy / Sell | 成行で即注文 |
指値・逆指値注文 | 価格を指定して注文 |
決済 / 一括決済 | ポジションを決済 |
🖼️ 画像挿入ポイント④
CR1のパネル全体(ボタンが表示されているチャート)
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チャートの巻き戻し・早送り
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時間を自由にスキップ可能
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決済後に「戻って再検証」もできる
第4章:注文を出してみよう
1. 成行注文(Buy / Sell)
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「Buy」ボタンを押せばロング(買い)
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「Sell」でショート(売り)
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ポジションがすぐに反映され、チャートに表示されます
2. 指値・逆指値注文
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「注文設定」ボタンを押す
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価格やロット数、SL(損切り)/TP(利確)を設定
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「発注」ボタンでチャート上に注文ラインが表示されます
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指値注文フォームの設定画面 or チャートに注文が表示された状態
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第5章:ポジションの管理と履歴確認
1. 保有中のポジション管理
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チャート下に現在のポジション情報(ロット、建値、損益など)が表示
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決済は「一部決済」や「全決済」で自由に対応
2. 履歴の確認と再検証
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過去の注文はすべて履歴パネルに記録
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チャート上のエントリー/決済ポイントも可視化されるため復習に最適
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注文履歴が表示された状態のスクリーンショット
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第6章:便利な使い方と注意点
✅ 巻き戻しと再検証機能が超便利!
CR1最大のメリットは、「巻き戻し」機能です。
一度エントリー→決済した後でも、タイムバーを戻すことで同じ場面を繰り返し検証できます。
✅ インジケーターも使える!
MT4のインジケーターはそのまま利用可能。
MACD、RSI、ボリバンなどを組み合わせて、実戦さながらの検証ができます。
🖼️ 画像挿入ポイント⑦
巻き戻しやインジケーターが表示されたチャート
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第7章:まとめ
CR1 for MT4は、以下のような方に最適なFX練習ソフトです:
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実践的な環境で練習したい初心者
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チャートの「場面ごと」に手法を試して検証したい人
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トレードのルール化・自信を身につけたい方
🖼️ 画像挿入ポイント⑧
トレード練習やスキル向上をイメージする写真やイラスト
CR1を使いこなすことで、ただチャートを眺めるだけの練習から一歩進んだ、本当に意味のあるトレーニングが可能になります。
繰り返し検証して、自分だけの「勝てる型」を見つけましょう!